どうやらGoogleにも、あの意図的な別れの時期が来たようだ。まず、Hangoutが先週Google+から離れる第一歩を踏みだし、そして今日(米国時間8/3)、Bloombergの記事は、同社が写真機能をGoogle+から分離する計画を持っていると報じた。この噂は以前から出回っていたので、もしGoogleが今をその時期だと判断したとしても、大きな驚きではない。
おそらく写真は、Google+にとって最高の機能であり、元々画像中心だった同サイトは、2年前にGoogleがNik Softwareを買収して以来さらにその傾向を強くした。Googleは、その巨大なデータセンターを駆使して、ユーザーの画像を自動的に最適化し、パノラマ写真を合成し、GIFを作り、さらにはあなたの旅行にまつわる「ストーリー」を自動作成までする。多くの意味で、Google+の写真機能は、現代ウェブベース写真ストレージサイトのあるべき姿を正確に表している。
「ここわが社の暗室では、人々がスナップ写真を撮り、シェアし、あるいはチーズと言う新しい方法の開発を続けている」と、Googleは、Bloombergの質問に答えて言った。
写真が、今後もGoogle+と深く統合され続ける可能性もある ― Bloombergの記事も指摘している。しかしGoolge+が大成功ではない(私が間違っている理由や、どれほどあなたがGoogle+を愛しているかは、遠慮なくコメント欄に書いてほしい)ことを踏まえると、写真をはじめとする機能は、本来得られるべき巨大な利用者にリーチできていない。
そもそもGoogle+で定期的にアップデートされている機能は、写真とHangoutsくらいであり、同社が真剣に取り組んでいるサービスはこの2つであるという印象を受ける。Google+自身は、これまでこれら2つのサービスの陰に隠れてきたので、今こそ写真がGoogle+の陰から踏み出す絶好のチャンスかもしれない。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)