今年Googleが発表した最後のハードウェアがいよいよ今週出荷の運びだ。Pixel Slateの販売開始はすでに発表されていたが、今日(米国時間11/27)、Googleのブログ記事で11月29日から出荷が開始されることが分かった。
Pixel Slateは先月、Pixel 3やGoogle Home Hubと共に発表されたキーボードが分離できるタイプのタブレットだ。 Chromebookファミリーの製品で去年発表されたPixelbookの上位モデルとなる。われわれの詳しい製品レビューはこちら。「長すぎて読む時間がない」という向きに結論だけ述べるなら「OSもアップグレードされた優秀な製品。ただしプロ・ユースにはさらに若干の改良が必要」というものだ。
特に興味深かったのはOSの改良だ。SlateのOSのスペックは基本的にPixelbookと同様だが、ディスプレイの精細度が高く、キーボードを外付けできる点が大きな違いだ。Pixelbookのディスプレイも背面まで360度開くのでタブレット的な使い方は可能だ。しかし必要なときだけキーボードを接続できるというフォームファクターがPixel 3のセールスポイントだ。
Intel Celeron、4GB RAM、 32GBストレージの本体価格は599ドルだ。最上位モデルはIntel Core i7、16GBRAM、256GBストレージで1599ドルとなる。ケースを兼ねるキーボードは199ドル、ペンは99ドル。最上位モデルにキーボードとペンを追加すると2000ドルとなる計算だ。
〔日本版〕日本のGoogleストアにはまだ情報がない。
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