Googleの今日(米国時間11/4)の発表によると、今や2万近くの企業(や団体)が、Android for Workサービスを試用、デプロイ、あるいは本番利用している。
企業がAndroid for Workを利用すると、社員が自分のAndroidデバイスを職場に持ち込んでも安全だ。このサービスは、仕事のアプリと個人的アプリを分離するから、企業のITがそのデータやアプリを完全にコントロールできると同時に、社員は自分のAngry Birdsなどをふつうに楽しめる。この機能は2014年のGoogleのデベロッパカンファレンスI/Oで初めて登場し、今年の2月に公式ローンチした。
2万社弱といっても、試用中と本番利用中などの分類数が分からない。大企業は慎重だから、試用中が圧倒的に多いのではないか、とぼくは勘ぐっている。でもまあ、好調と言える数字だろうな。
さらに今日の発表によると、ITが証明を発行する仕事が、楽になった。部・課・係などいろんな粒度で許可を設定できる。そして、NFCを使ってユーザをプロビジョニングできる。
Googleによると、今パートナーは80社いる。なんとBlackBerryもAfWのパートナーで、そのPRIVデバイスの毎月のアップデートもGoogleのAndroidパッチスケジュールに従っている。そのほかのパートナーにはCitrixやCisco、F5、SAPなどがおり、ほかにもデバイスのメーカーやキャリアが多く参加している。