【抄訳】
今日(米国時間7/7)Googleは、Google MapsのStreet Viewの、あの各部を縫い合わせたようなパノラマに初めて、海の上の大型船を加えた。それはRoyal Caribbean International社のクルーズ船Allure of the Seas号だ。接近撮影の画像が2万枚もあるので、この水に浮かぶリゾート村の仮想見学旅行で休日のひまつぶしは十分にできる。
これはGoogleとRCIの提携事業で、Street Viewを利用する仮想ツアーBusiness Viewの一環だ。提携企業はこれを、マーケティング目的で利用する。
Googleが合衆国だけを対象にヴィジュアルマッピング技術Street Viewを始めたのは 2007年だが、そのときはみんながびっくりした。すごい!、と感じた。
でも、次第に道端の光景は飽きられ、Street Viewがニュースになるのはプライバシーの問題が起きたときだけ、という状況になってきた。たとえばセレブたちは、自分の家を消せぼやかせ、とGoogleに迫った。
しかしGoogleはStreet Viewが忘れられた存在になることをおそれ、今度は次々と珍しい場所にレンズを向けるようになった。ブラジルのワールドカップのすべてのスタジアム、アンコールワットの有名な寺院、グランドキャニオン、世界で最も高い山々、それに世界各地の動物園。範囲はタテ方向にも伸びて今度は海中、イギリスの地味だけど客数が二番目に多いGatwick空港、空間だけでなく時間方向にも伸びて過去。…挙げていくと、きりがない。〔廃墟(日本の軍艦島)も。〕
逆に、Street Viewを絶対に撮らないところは、当然ながら、刑務所、戦場、軍事基地、難民収容所、亡命希望者のための保護収容施設、領土問題のあるところ、などなどだ。
【後略】
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))