Googleフォトに記憶を鮮明なものにする3D写真や新「思い出」機能などの機能追加

Googleフォトは、過去に撮った最高の写真を表示する「思い出(Memories)」機能のアップデート(Googleリリース)を公開した。同社によると、3Dシネマティック写真、最新のコラージュデザイン、新しいタイプの「思い出」機能などは今後1カ月で拡大されるという。これらの新しいタイプの「思い出」には、ユーザーがアップロードした写真に基づいて、人生で最も重要な人々の写真やお気に入りのもの、たとえば夕日、パン作りやハイキングのようなアクティビティ、そのほかユーザーにとって最も重要だと思われる写真が含まれるかもしれない。

Google(グーグル)によると、自分の写真履歴の一部に「思い出」に表示されたくない場合は、特定の人物や期間を非表示にもできるという。また、この機能が気に入らない場合は、「思い出」をに関する通知オプションをオフにすることも可能だ。

画像クレジット:Google

この新しい機能は、新型コロナウイルスのパンデミックの影響でユーザーが家に閉じこもり、コンサートやパーティーといった集まりに足を運んだり、飛行機でどこか行ったりする代わりに多くの人が家を中心に家族とともに過ごしていたこの1年を経て登場する。新たな「思い出」機能は個人的な写真がこれまでほど多く撮れなかったであろうこの1年に、私たちが行った「お気に入りのアクティビティ」が何だったのか、その一部を明らかにするのに役立つだろう。

一方、Googleフォトの新しい3Dシネマティック画像は、画像の奥行きを予測してシーンの3D表現を生成する機械学習を使って作成されている。グーグルによると、オリジナルの写真にカメラからの奥行き情報が含まれていなくても適用されるという。この機能はバーチャルカメラをアニメーション化して滑らかなパンを実現し、思い出より鮮明なものにすることを目的としている。

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Googleフォトが新しい3Dシネマティック画像を作成すると、ユーザーには通知が届く。新しい写真はフォトグリッドの上部にある最近のハイライトセクションに表示される。その後、その写真を友人や家族と共有したり、ビデオとして送信することも可能だ。

新しいコラージュのデザインは、2020年12月の初めから一部のGoogleフォトユーザーに公開され始めている。

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コラージュでは写真を使ってスクラップブックのようなデザインを作ることができるが、紙や装飾を使う代わりに、GoogleフォトではAIを使ってレイアウトをデザインする。これには写真の選択のほかに背景の選択や、似た色を見つけたり、フォントとコラージュの背景にアクセントをつけることなどが含まれると同社は述べている。

グーグルによると、すべての機能は2021年1月中に公開されるとのこと。機能拡張を確認するには、Googleフォトアプリのアップデートを行う必要がある。

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(翻訳:TechCrunch Japan)