Google App EngineのPHPサポートが一般公開へ…今でも人気衰えず

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GoogleのPHP用のApp Engineベータを終了して一般公開された。これによりPHPアプリケーションがGoogleのApp Engineのサービス合意条項と非推奨ポリシーの対象になる。

PHPに関してはさまざまな意見があるが、しかしそれは今でもWebでいちばん多く使われている言語のひとつであり、FacebookのHHVMプロジェクトなどのおかげで、今のデベロッパコミュニティにおいても、一目(いちもく)置かれている。

App EngineのPHPサポートは、2013年夏のデベロッパカンファレンスGoogle I/Oで招待制のプレビューがローンチされた。そのプレビューの時点ですら、PHPはApp Engine上で人気言語のひとつだった。Googleによると、“何万名ものデベロッパがApp Engine上でPHPアプリケーションを構築および展開し、今ではApp Engineが扱う各週のPHPのクェリが約8億件に達する”、そうだ。

Sony MusicはOne Direction Dayのクイズにこのサービスを利用しているが、毎秒のクェリは最大で9000に達する。これはApp Engineにとってはすごいことだが、ファンにとっては迷惑かもしれない。今、世界一周に挑戦しているソーラー飛行機Solar ImpulseのWebサイトも、このサービスからホストされている。

GoogleのCloud Platformのサービスの多くがそうであるように、App Engineにも無料枠があり、デベロッパが自分のアプリケーションをテストするなどの目的で利用できる。App Engineがサポートしている言語は、PHPのほかに、PythonとJavaと、Googleの言語Goだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

投稿者:

TechCrunch Japan

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