Google CEO:差別メモを書いたJames Damoreの解雇を「後悔していない」

GoogleのCEO、Sundar Pichaiは、 James Damoreを解雇したことは適切だったと今でも信じていると語った。 Pichaiは、RecodeのKara Swisherと、MSNBCのAri Melberからのインタビューの中で「私はそれを後悔していません」と明言した。

YouTubeのCEOであるSusan Wojcickiも壇上で「正しい決断でした」と繰り返した。

いわゆる「ジェンダー間の差異」について述べ物議を醸したメモを書いたエンジニアを、同社が解雇してから約6ヶ月が経過しようとしている。その10ページにも及ぶ暴論で、Damoreは、Googleの多様性イニシアチブに反対する一連の批判を行ったが、そのいくつかは、あたかも科学的根拠があるもののように装われていた

Damoreを追放した決断は、沢山の称賛を受けたが、同時に多くの非難も集めた。そして今、Damoreは集団訴訟を起こそうとしている、彼が保守的意見と呼ぶものに対する差別を訴えるためだ(なお、法人としてのGoogleは、保護されているクラス(protected class)を差別しない限り、”at-will”従業員(自由解雇できる従業員)をどのような理由でも解雇する権利を持っている)。

「このような決定を私たちが行うことは、政治的な意味あいを帯びています」とPichaiは主張した。 最終的に同社は、Googleにとっては「女性をより支持し、その参画を促す」ことが重要であると判断したということだ。

Wojcickiは「 もし何かが私たちの行動規範に抵触したならば、それに対して対処することができる筈です」と続けた。彼女は、Damoreの書いたメモは、規範に背くものだと語った。彼女自身そのキャリアを技術に捧げ、他の女性たちにもその後に続くように支援してきたからだ。

彼の発言は「多くの点で私たちをただ後退させたように見えました」。

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(翻訳:sako)

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TechCrunch Japan

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