Google Cloud上のアプリケーションを管理するGoogle Developers Consoleのモバイルアプリ(iOS/Android)が出た

idi_018

GoogleのCloud Platformの上のアプリケーションの管理をしている人なら、Webから提供されるGoogle Developers Consoleをよくご存知だろう。これまではそれが、ユーザのシステムの健康状態を見るためのほとんど唯一の方法だった。でもこれからは、Cloud Platformのユーザは、Googleが提供するiOSとAndroid用のモバイルアプリで、Google App EngineやCompute Engineエンジンを使っているアプリケーションをリアルタイムで管理できる。

このアプリのAndroidバージョンのベータは、今年の初めに秘かにローンチされたが、今やGoogle Cloud Consoleアプリという正式の名前をもらって、iOSとAndroidの両プラットホームで一般公開された。

  1. vvkbdk_pm3d73byihly-5jvuttvhat9snxg7plntggyvvjc7gp_kyphfx4my7vgribmh900.png

  2. pngbase64112585ca891dbd77.png

  3. tq21jlbza4aznte5svw1c70hzc_98fwyjs3n24zg6yo5uho4mx4w9zwth5rigbdvsquh900.png

  4. xqdblfi5ilz4lpkxmx-gcgubrzmiuf5a8gtwxthdlwrdotgwygobomy2il1yxwslwwh900.png

デベロッパはこれらのアプリを使って、出先からでもCloud Platform上の自分のアプリケーションやサービスを簡単にモニタできる(CPU使用率や毎秒のリクエスト数、レイテンシ、ディスクやネットワークの状況、費用の推計など)。

またこのアプリから利用できるCloud Monitoringサービスを使うと、ユーザが独自に指定した測度をモバイル上で容易に追跡できる。

そのほか、異状が生じたらアラートが来るから、モバイル上で仮想マシンをリスタートしたり、同じくモバイル上でSSHを使うこともできる(ただしこちらは当面Androidのみ)。異状への対応が完了したら(orギブアップしたら)、インシデントステータス(事故状態報告)のアップデートもモバイルからできる。

 

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。