約6か月前にGoogleは、Google Docsに、音声によるテキスト入力(“口述入力”)を導入した。そして今日同社は、それをさらに一歩進めて、編集や書式化の指示も音声でできるようにした。
つまりこれからは、”select all”(すべて選択)、”align center”(センタリング)、”bold”(太字)、”got to end of line”(行末へ)、”increase font size”(文字を大きく)などの口頭によるコマンドを、Google Docsは(願わくば)理解でき実行できる。使えるコマンドの完全なリストが、ここにある。音声で”voice commands help”と言ってもよい。
Dragon NaturallySpeakingのようなデスクトップソフトウェアを使ったことのある人は、音声によるコマンド入力をよくご存知だろう。ぼく自身は、キーボードをタイプする方がはやいと思っているので、音声コマンドをそんなに便利とは思わないけど、手に怪我をしていてキーボードが使えない人でもGoogle Docsで仕事ができることは、ありがたいだろう。