Google Glassが復活するようだ。GoogleがGlassのアップデート版を開発しているというニュースが報じられた。ただし一般消費者向け製品ではなく、ターゲットはエンタープライズだという。
9to5googleによれば、新バージョンではディスプレイ・プリズムが大型化され、IntelのAtom CPUが採用された。また外部バッテリーに接続できるようになっている。いずれもエンタープライズ向けとして必須のアップグレードだろう。
この新モデルは最新のテクノロジーで従業員の生産性を向上させようとしている企業の関心を呼ぶだろう。ツイートを読んだりYouTubeを見たりするのではなく、業務に関連ある情報を表示させるわけだ。たとえば倉庫の従業員は作業指示を効率的に受けられるようになる。
また新モデルはAtom CPUの採用の効果もあってバッテリー駆動時間も延びているという。新しいGlassでのクロック速度は不明だが、AtomはほとんどのAndroid Wearデバイスに採用されて実績を挙げている。それでも外部バッテリー接続機能を追加するということは、Googleは勤務時間中常に装着して作動させるような使い方を考えているのだろう。
Glassのエンタープライズ版についての記事はこれが初めてではない。Wall Stree Journalも2014年にGoogleがGlassの企業向けモデルを2015年中にリリースするだろうとする記事を掲載している。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)