Google(グーグル )は米国時間10月1日、昨年正式にリリースされた、Google MapアプリのライブビューAR道案内機能に、いくつかのアップデートを施したことを発表した。ライブビューは、携帯電話のカメラとGPSを利用して、どちらへ向かうべきかを正確に教えてくれる機能だ、これは地図を中心とする類似の一般的な地図アプリケーションに対する、便利な機能追加の1つだ。
Googleが発表によれば 、新たに複数の交通手段を含む移動中でも、Googleマップの経路タブからライブビューを呼び出すことができるようになったということだ。これまでは、純粋な歩行道案内を行っているときにしか、ライブビューを表示することができなかった。
もしあなたが私のような、新しく訪れた街(まだ旅行ができていた2019年のことを覚えているだろうか?)の地下鉄の駅を出た後には混乱してしまうようなタイプなら、これは天の恵みだ。白状すると、私はライブビューの存在をしばしば忘れていた。だが複数交通手段を使う案内中に追加されたことで、この機能をより頻繁に試してみることになるだろう。それにいまやアプリのなかでより目立つようになっているのだ。
またGoogle Mapでは、周囲のランドマークを識別して、より良いガイダンスと街の中のどこにいるかがよりはっきとわかるようにもなった。たとえば、ニューヨークのエンパイアステートビルのことを考えて欲しい。
これらの新しいランドマークは、アムステルダム、バンコク、バルセロナ、ベルリン 、ブダペスト、ドバイ、フィレンツェ、イスタンブール、クアラルンプール、京都、ロンドン、ロサンゼルス、マドリード、ミラノ、ミュンヘン、ニューヨーク、大阪、パリ、プラハ、ローマ、サンフランシスコ、シドニー、東京、ウィーンで提供される予定で、他の都市も順次追加される。
普段ライブビューを使っているひとなら、このモードでは実際のピン位置がずれているときがあることをご存知だろう。たとえば、丘陵地帯では、ピンが目的地の上に浮かんでいることがよくある。現在、Googleは、機械学習とより優れた地形図を組み合わせて、ピンを本来あるべき場所に正確に配置できるように修正することを約束している。
また、ライブビューをGoogle Mapの移動状況共有機能と組み合わせることもできるようになった。そのため、友人の1人が位置を共有した場合には、その正確な位置をライブビューの中でも知りことができるようになった。そして友人と会うためにどちらへ行けば良いかが示される。
関連記事:Googleマップが歩行者のためのナビ「Live View」を拡張現実で実装
カテゴリー:
タグ:
[原文へ]
(翻訳:sako)