Google Meetブラウザ版にウェブカメラの明るさを自動調節する機能追加

Google Meet(グーグル ミート)は間もなく、ビデオ通話の際に同僚や友人の全員の姿を、もっとよく見ることができるようになる。このアプリのウェブ版では、照明が暗くて露出が不足している人を検出し、自動的に明るさを上げてその人の顔がよく見えるようにする機能が導入される。また、あなたが使っているウェブカメラの性能が低い場合にも、あなたの姿を鮮やかに調整してくれるはずだ。

低照度モードはすでに2020年、Google MeetのiOSおよびAndroid用モバイルアプリに搭載されている。このモードではAIを使って光量を検知し、映像の明るさを調整する。管理者がコントロールできるわけではないが、ユーザーはこの機能をオフにすることもできる。Google(グーグル)はこの機能を有効にすると、デバイスの動作が遅くなることがあると述べている。

この機能は、すべてのGoogle Workspace(グーグル ワークスペース)とG Suite(Gスイート)のBasic(ベーシック)およびBusiness(ビジネス)ユーザーが利用できるようになる。

Googleはこの機能を、即時リリース方式では米国時間9月20日より、計画的リリース方式では10月4日より、順次展開していくという。ただし、どちらの場合も実際に使えるようになるまで、最大15日かかる場合があるとのこと。10月中旬になれば、オンライン会議でウェブカメラの映像が暗くて相手の表情が見えづらいなんてことは、過去の話になるかもしれない。

編集部注:本稿の初出はEngadget。執筆者Kris HoltはEngadgetの寄稿ライター。

画像クレジット:Google

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(文:Kris Holt、翻訳:Hirokazu Kusakabe)

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TechCrunch Japan

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