アクションカメラを作るGoProが、Periscopeと連携するようになった。PeriscopeとはTwitter発のライブストリーミング用アプリケーションだ。GoProのHERO4が、Periscopeを使ってダイレクトにビデオを配信できるようになったのだ。
使い方は簡単で、iPhoneとGoProをペアリングすると自動的にPeriscopeアプリケーションを認識する。すなわちこれだけで記録したビデオをライブ配信できるようになるのだ(もちろん後に再生してみるために保存しておくこともできる)。
サーファーやスキーヤーに大人気のGoProでは、昨年からPeriscopeの競合であるMeerkatでもライブ配信できるようになっている。またGoPro自身も本格的動画配信のためのHEROCastなるプロダクトも提供している。こちらはプロフェッショナル用途を視野にいれたワイヤレストランスミッターだ。
Twitterは今年になって、Periscopeでのビデオ配信を直接にTwitterフィードに流すことができるようにもしている。1000万を数えるPeriscope登録者のうち、どれだけがアクティブなのかはわからない。しかし公式アナウンスによれば、1日で40年間分のビデオがPeriscope上で視聴されているのだそうだ。
主にティーンの間でライブストリーミングは大いに人気を集めつつある。たとえばYouNowなども人気を集めているし、YouTubeやFacebookでもライブストリーミングが可能となっている。ライブストリーミングを可能とすることで、閲覧者が増える傾向があるようだ。
ちなみにTwitterとGoProは双方ともに「分岐点」にある。ライブストリーミングの力により、利用者を拡大したいと双方ともに考えているところだ。Twitter利用者数の成長率は大いに低下している。エグゼクティブが離職することになったとの発表をうけ、月曜日には過去最安値となる17.02ドルの株価を記録した。GoProの方もレイオフをアナウンスしてから株価は低迷している。
新たな試みをアナウンスする中、GoProは来週水曜日に収支報告が予定されており、Twitterの方も2月10日に報告会が予定されている。
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(翻訳:Maeda, H)