GoProの会長であるTony Batesは、モバイルから直接コンテンツを編集してシェアできる新しいモバイルアプリのローンチに向けて開発に注力していると伝えた。
Batesによると、アプリは検証の最終段階にあり、夏の終わり頃までにはローンチする予定だと言う。
GoProのカメラには、撮影した何時間分もの動画のハイライト部分を数分程度に編集するために最適なソフトウェアソリューションが必要だった。編集作業には、これまでぎこちなく複雑な動画編集ソフトウェアを使って、多くの労働力をかけなければならなかった。 この問題を解決するためにいくつかのスタートアップも立ち上がっている。
GoProは、Hero+LCDという入門レベルのカメラを最近ローンチした。これは、彼らの製品の中で初めて、カメラ内での編集機能が付いている。デスクトップからモバイルに編集機能を移行することで、GoProのユーザーがコンテンツをより素早くシェアすることができるようになる。
この新しいアプリは、GoProが自動的に動画コンテンツを編集するクラウドサービスを提供するまでの隙間を埋めるためのプロダクトのようだ。Batesは、クラウドベースのプロダクトの製作についても簡単に言及したが、それには今のところGoProで撮影した動画を他のデバイスで視聴できる機能はあるが、編集することはできないという。先月、GoProのCEOでファウンダーのNick Woodmanは、GoProは最終的にこのクラウドサービス上でコンテンツの保有者が動画のハイライトを製作できるようにしたいと説明している。
また、今日GoProは第二四半期の決算を発表し、72%の増収、4億2000万ドルを達成し黒字に転じた。
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