GoProにできることを、ちょいと増やしてくれるアドオン製品が、またまた出ました。シカゴのスタートアップFantemが作ったVitrimaは、ご覧のように(上図)ヘビーメタルというよりビッグメタルなアドオンだが、あなたのアクションカメラで3Dビデオを撮れる。
このデバイスでGoProのプラスチックケースに大きなレンズと光を分割するためのミラー(鏡)を付け、右目用と左目用の画像を作る。その画像をGoogle CardboardのようなVRヘッドセットで見ると、奥行き感のある立体画像になる。
アクションスポーツのビデオを作っているプロのビデオ作家二人に試してもらったが、その映像はなかなか迫力がある。最高の3Dビデオ作品とは言えないにしても、既存のふつうのカメラ用の安価なアドオンとしては、かなりいけてる部類だ。同社のYouTubeページには、スノーボードやスカイダイビングなど、いくつかの作例がある。ヘッドセットが手元にある人は、ぜひ。
Fantemは今このレンズを、Indiegogoで予約販売している。レンズキットは69ドルで、軽量バージョンは10ドル安い。発売は来月の予定だ。