Groupon、時間外取引で急騰。Q4売上7.68億ドル、EPS 0.04ドルで予測を上回る[アップデート:熱狂の後、投資家に嫌気]

アップデート 1:投資家らはGrouponの予想以上の業績を受け、大きく高値をつけた。しかし、15%近く上げたそのわずか10分後にトーンが変わった。現在同社は5%以上値を下げている。

アップデート 2:どうやら一般的な予測の相違らしい。Grouponは今年の利益を大きく伸びないと予測した。投資家は2倍以上を期待していた。痛っ。

今日(米国時間2/20)の取引終了後、Grouponは2013年第4四半期の業績を発表した。売上は7.684億ドル、非GAAP 1株当たり利益は0.04ドルだった。前四半期のGrouponは、売上5.951億ドル、1株当たり利益0.02ドルだった。

今日報告されたGrouponの第4四半期に対するアナリストの予測は、1株当たり利益が再び0.02ドル、売上は大幅増の7.19億ドルだった。もちろんこの第4四半期は、消費に関わる企業にとって恒例の書き入れ時である。

今日の通常取引で、Grouponは1.5%以上値を上げて市場のリードしていた。収支報告後、Gouponは13%の急上昇を見せた。

GAAPべースで、Grouponは1株当たり12セントの損失だった。GAAPと非GAAPでここまで大きな差が出るのはなぜか? 同社によると、「株式補償、買収費用、および中国での少額投資の損失」とのこと。それなら納得だ。

Grouponの通年売上は26億ドルだった。

対前年比を見ると、第4四半期の売上は20%増でホリデーショッピングが主な理由だと同社は言っている。全般的にGrouponにとって堅調な四半期だった。

モバイルは同社にとって益々重要になってきており、2013年12月に同社は「全世界の取引の50%近くがモバイル端末上で完結している」と語った。その月のGrouponはまさしくモバイルカンパニーだった。次の四半期でこの比率がどう変わるかに注目したい。

今後はどうなのか? Grouponは次四半期の予測を、売上7.1~7.6億ドル、1株当たり(非GAAP)損失2~4セントとしている。この損失は最近の韓国企業Ticket Monster買収の費用に起因するものだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


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TechCrunch Japan

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