Huaweiの全宅型ホームWi-Fiシステムは家庭内の電気の配線とメッシュネットワーキングを併用

Huaweiが今日(米国時間1/9)、新製品の全宅型(whole-home)Wi-FiシステムWiFi Q2を発表した。Wi-Fiのメッシュネットワークシステムは急速にスタンダードになりつつあり、Qualcommの推定によると、今では新たに買われるWi-Fiルーターの40%がそのタイプだ。しかしHuaweiのやり方は、ちょっと違う。同社はWi-Fiメッシュに加え、Powerlineネットワークを利用し、専用のEthernetケーブルに代えて家庭内の既存の電気(電力)系統にトラフィックを流す。

その結果は、(理想的には)、衛星のアクセスポイントなどに接続した家庭のインターネット接続は、家庭内にメインハブを設けるやり方に比べて、スピードの劣化がない。メッシュネットワークと電力線ネットワークの両方がフルスピードなら、最大接続速度は毎秒1867Mbにもなりえる(あなたの家のホームネットワークがそれに対応していれば)。さらに同社は最大接続デバイス数192台を約束し、そのネットワークのスイッチングタイムは約100msである。

Huawei Consumer Business GroupのCEO Richard Yuは、発表のスピーチでこう述べた: “今や、音楽やビデオをはじめとして、ストリーミングされるコンテンツの量がとても多いし、またソーシャルメディアにアクセスするデバイスの数も、きわめて多い。そのため、高速で信頼性のあるWi-Fiが必須のニーズになっている。HuaweiのWiFi Q2は今日のファミリーに、信頼性が高くて柔軟性に富む全宅型のハイブリッドWi-Fiソリューションを提供する”。

この製品は通常のWi-Fi暗号化とパスワード保護に加えて、総当たり攻撃(Brute-force attack)でパスワードを破ろうとするハッカー対策として、“anti-brute force algorithm”と呼ばれる防御策を採用している。

なお、Wi-Fiメッシュと電力線ネットワークの併用はHuwaeiが初めてではなく、昨年のCESではTP-Linkが同様のシステムを発表した。ただしそちらはまだ、発売されていないようだ。

Q2はアメリカでは3パック同梱の形で349ドルで発売される。製品には2タイプあり、ひとつはこれまで説明してきたハイブリッドタイプ、そしてもうひとつは電力線のみで最大毎秒1Gbの性能を提供する。どちらも3パックタイプだが、単体でも売るし、衛星用ルーターも同時に発売する。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

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TechCrunch Japan

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