サンフランシスコで開催中のIntel Developer Forum(IDF)カンファレンスで、今日(米国時間9/11)、Googleはいくつか興味ある発表を行った。その一つはChromebookハードウェアに関するもので、Acer、 HPなど既存のメーカーから新モデルが登場するだけでなく、Asusと東芝がChrome OSを搭載したノートパソコンの製造に乗り出すことが明らかになった。Googleによれば、新製品はここ数ヶ月のうちに市場に出るという。
新しいChromebookはIntelの最新のHaswellプロセッサ・アーキテクチャを使って省電力化とパフォーマンスの向上を図っている。Googleは「これで一日中もつようになる」としているが、ハードウェアのスペックなど詳細に立ち入ることは避けた。それぞれの新製品の特長については、Acer Chromebookは「軽くて携帯性にすぐれる」、HPのChromebook14は「4G接続機能を備え、カラーバリエーションが豊富」、Asusは「デスクトップなみのコンピューティングが可能なノート」などということだ。
新パートナーを加えてGoogleのChromebookのメーカーは上記4社にSamsung、Lenovoを加えた業界大手の6社になった。またGoogleは独自のハイエンド機、Chromebook Pixelを作っている。ブラウザ機能をメインにした軽量のChrome OSは、Androidとともにパソコン市場の縮小傾向に悩むメーカーに有力なオプションとして受け入れられ始めている。今後さらにChromebook陣営に加わるメーカーが出てきそうだ。新製品の価格や出荷時期については後日の発表となる。
[原文へ]
(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)