iMac Proが販売終了

これは必然のことだと思って欲しい。「iMac Pro」はまもなくラインナップからなくなる。9to5Macが最初に報じているが、TechCrunchがAppleに確認したところ、現在の在庫がなくなり次第、このオールインワンの販売を終了すると同社は認めた。

Appleのサイトでは、1つのデスクトップの構成がまだ販売されており「While Supplies Last(在庫がなくなり次第終了します。)」と記載されており、価格は5000ドル(日本では税別55万8800円)となっている。サードパーティーの小売店で販売されているものもある。

この人気システムのスペースグレイモデルは、待望のMac Proの刷新に先駆けて2017年に発表された。当時Matthew氏はこれを「開発者へのラブレター」と呼んでいたが、この手紙はもう終わりを迎えるようだ。

それ以来、Appleは標準的なiMacを刷新し、同じユーザーに向けて27インチモデルに焦点を当ててきた。同社によると、本モデルは現在、プロのユーザーの間で最も人気のあるiMacだという。iMacのシステムは基本的にiMac Proのほとんどを冗長化したもので、そのの終わりを予感させるものとなっている。もちろん、Appleが提供する製品には、ハイエンドに位置する新しいMac Proもある。

そして、Appleシリコンを搭載したiMacも間もなく登場するはずだということも忘れてはならない。これまでのところ、AppleはMacBook、MacBook Air、Mac Miniを独自のチップで刷新してきた。21.5インチと27インチのデスクトップの新バージョンが2021年後半に登場すると噂されている。

【Japan編集部】現在、日本のApple Storeでも「在庫がなくなり次第終了します」と注記された3.0GHz 10コアIntel Xeon Wプロセッサ搭載モデルが発売されている。

関連記事:M1搭載MacBook Airレビュー、新しい扉を開けたAirは多くの人におすすめできるAppleシリコンMac

カテゴリー:ハードウェア
タグ:AppleiMac

画像クレジット:Veanne Cao

原文へ

(文:Brian Heater、翻訳:Katsuyuki Yasui)

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。