Industryはシェフやバーテンダーなどサービス産業のプロ向けのLinkedIn的ネットワーク

2015-07-02-industry

ビジネスやエンジニアリングのプロフェッショナルの求職、求人でLinkedInが大きな役割を果たしているが、こうした信頼できるプラットフォームはホワイトカラー労働者以外でも有効なはずだ。

Industry(TC Radio Pitch-Offの最近の優勝者)はサービス産業のプロフェッショナルのためのLinkedInだ。このサイトでは、シェフやパーテンダーなどの登録者はビデオや写真で自分の技能をデモできる。

このサービスは求職側には無料で、求人側が購読料を支払う。レストランやバーが現在求人していなくても、このサービスに登録してプロフェッショナルのコミュニティーに対して存在をアピールしておくことができる。

Industryのファウンダー、CEOのCody Barboは「これまでシェフやバーテンダーの職探しは店から店へ歩きまわって履歴書を置いてくるというものだった。これは職を探す側にも店側にも非効率だ。 このプロセスを効率化するのがわれわれの目的だ」と説明する。

こうした効率化の一環として、このサイトでは登録者の資格、技能にマッチした求人が表示されるようになっている。たとえば調理に関する学位が必要な職はプロフィールに学位を記載している登録者だけに表示される。

サービス産業に新たに入ってきた求職者に対しては今後のキャリヤ形成に役立つトレーニングや資格取得について案内するセクションが設けられている。Industryでは一部の料理学校やと研修サービスと提携してそれらを紹介し、求職者が実際に利用した場合には少額の紹介料を得る。

このサイトはサンディエゴを本拠としており、現在は限定公開のベータテスト中だが、すでに2500人のプロフェッショナルと300のサービス事業者(Il FornaioやTender Greensのようなカリフォルニアで有名な店を含む)が登録している。サイトには毎日300件以上の求人が登録され、平均して毎日1件の就職が仲介されているという。この夏にはベータテストを西海岸一帯に、冬にはアメリカ全土に拡張する計画だ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

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TechCrunch Japan

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