IoT時代の授乳室「mamaro」が新たに10箇所に導入

授乳室・オムツ交換台検索アプリ「Baby map」など育児関連のサービス開発を行っているTrim。Trimとの包括的業務提携契約を2017年3月に締結し、自治体に特化したサービスを展開するホープは12月27日、Trimが開発・運営を行っている設置型授乳室「mamaro」が新たに10箇所に導入され、合計で20施設に設置されたと発表した。

mamaroの自治体への導入提案はTrimとの提携に基づきホープが行っており、両社は協力して事業の全国展開を進めている。

mamaroは「手軽に設置」「安心・清潔」「コンテンツ配信」が特徴の設置型授乳室。授乳やおむつ交換などの際に赤ちゃんをケアできる完全個室の授乳室で、折りたたんだベビーカーも持ち込み可能なほどの広々とした個室となっている。

従来の施設との違いはIoT時代の「スマートな授乳施設」である点だ。Baby mapアプリから空き状況が見えるほか、不正利用を感知するセンサーを内蔵しているので不正利用を検知した際にはアラートがでる。ホープによると「安心して授乳できる環境が十分に整っておらず、トイレや更衣室を授乳室として利用する保護者の方が多く、空きスペースに簡易間仕切りで囲った仮設の授乳室で対応している自治体もあった」という。そのため施設を利用する住民や職員からの改善要望の声も多く、今回新たに10施設への施設に導入が決定した。

なお設置型授乳室には「mamaroView」というデジタルサイネージのメディアが搭載されており、施設案内など導入企業のオリジナルコンテンツを配信することが可能だ。

ホープは社会問題である「授乳室不足」の解消を目的とし、上記のとおり2017年3月よりmamaroの自治体への導入促進を行ってきた。

ホープによると「安心して授乳できる環境が十分に整っておらず、トイレや更衣室を授乳室として利用する保護者の方が多く、空きスペースに簡易間仕切りで囲った仮設の授乳室で対応している自治体もあった」という。そのため施設を利用する住民や職員からの改善要望の声も多く、今回新たに10施設への施設に導入が決定した。

mamaroが設置されている施設は以下のとおり。今後もさらに多くの施設に導入されることを期待したい。

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TechCrunch Japan

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