iPad Miniが新デザイン、5G対応、8.3インチディスプレイ採用、過去最大の刷新

予想どおり、本日のApple(アップル)イベントではたくさんのハードウェアが見られるだろう。同社はすでにiPadのアップデートを発表したが、今度はMiniに対してこれまでで最大と思われる刷新が行われた。新しいiPad Miniは、iPad Pro(アイパッド・プロ)によく似たデザイン上のオーバーホールが行われた。それらはすべて、ベゼルを大幅に縮小することで実現された、8.3インチのLiquid Retina(リキッド・レティナ)ディスプレイを中心に構成されている。

前述の外見上の変化に加えて、今回の更新については好ましい点がたくさんある。製品の機能をまとめた一覧は、5G、Apple Pencilのサポート、Touch IDのサポート、ロックを解除するための電源ボタンなど、かなり長いものになった。今回の製品は、内部的にもいくつかのすばらしいアップグレードが行われている。AppleによればCPUは前モデルよりも40%速く、GPUはパフォーマンスを80%向上させているという。

今回のMiniは、USB-Cポートと、前面および背面に面した12メガピクセルのカメラを備えており、フロントのカメラはAppleのセンターステージ機能をサポートしている。Miniは499ドル(日本では税込5万9800円)からで、9月24日に発売される。当然5Gを追加すると価格は高くなる。

画像クレジット:Apple

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(文: Brian Heater、翻訳:sako)

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TechCrunch Japan

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