約束通りGoogleは今日(米国時間6/4)、iPhone版Gmailの最新バージョンを公開した。昨日リリースされた新しいAndroid版と同じく、プロモーション、ニュースレター、SNSからのメッセージ等を自動的にカテゴリー分けするGMailの新機能をサポートしている。
Gmailアカウントで新機能をすでに有効にしているユーザーは、受信トレイでこれらのアップデートの要約を見られるようになり、アプリのスライドアウト式サイドバーから別のカテゴリーに切り換えられる。アプリはデスクトップのカテゴリー設定を利用し、有効無効の切り換えもそのままモバイルアプリに引き継がれる。
Googleがこの機能を発表した時にGoogleのGmailプロダクトマネージャー、Alex Gawleyが言っていたように、GoogleはAndroidとiOSとで、これらの通知をやや異なる方法で表示している。両OSそれぞれで自然に感じるように実装したと彼は言っていた。Androidでは通知がラベルと共にストリームに表示されるが、iOSでは受信トレイのメッセージに「新着カテゴリー別メール」と表示され、その下に短い要約が付くだけだ。
他にも新機能:通知の改善、Chrome、マップ、Youtubeのリンクをアプリで開く
今回のアップデートで、Googleは通知システムも改訂した。メインの受信トレイに入るメッセージについてだけ通知を受けとることが可能になった。つまり、ソーシャルネットワークから通知やプロモーション等については通知されず、だまって別のカテゴリーに移動する。この種のメッセージをたくさん受け取る人にとっては、明らかなノイズ削限になる。もちろん、メッセージの通知を全部見ることもすべてオフにすることもできる。
ただしこの機能は、新しい受信箱を有効にしているユーザーしか使えないようだ。
さらにこのバージョンでは、Chrome、マップ、およびYouTubeといった同社アプリをGmailアプリから直接開けるようになったほか、メッセージを左右にスワイプしてメッセージを次々と移動できる。
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(翻訳:Nob Takahashi)