Jack Dorsey、一部のTwitterユーザーがトランプの @POTUSアカウントを強制フォローさせられた件で謝罪

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今日(米国時間1/22)TwitterのCEO、Jack Dorseyは、一部のTwitterユーザーがドナルド・トランプに移管された@POTUSアカウントを知らないうちにフォローしていた件について謝罪した。Dorseyはこれを技術的な問題であるとしている。昨日Sarah Perezが本誌に書いたように、Twitterユーザーはトランプの @POTUSアカウントを強制的にフォローさせられたことに当惑し、多くの人々がTwitterは新政権の命令に従ったと非難した。[訳注:POTUS は Presiden Of The United Statesの略]

Dorseyは自身の弁明を土曜日の午後に発信した(もちろん連続ツイートで)。その頃トランプ政権に抗議するウィメンズマーチが、ワシントンDCおよびこの運動でつながっている全米の衛星都市で行われていた。

Dorseyの話を要約すると、この問題で50万人以上のTwitterユーザーが影響を受け、Twitterは自社の起こした過失について言い訳をしていない。

Dorseyは、ホワイトハウスはオバマ大統領の退任前にソーシャルメディアの移行計画を立て、「組織」アカウントである@POTUSを、フォロワーはそのままに引き渡す予定だった。Twitterは、バラク・オバマ氏の@POTUSアカウントをフォローしていたユーザー全員を、第44代政権の@POTUS44、およびトランプ政権の@POTUSの両方をフォローするよう「移行」させたつもりだった。

しかし、Twitterは移行作業でヘマをやった。@POTUS44をフォローしたユーザーの一部が、一定時間後に@POTUSを自動フォローさせられた。その中にはトランプのツイートをストリームで見たくないために、わざわざ@POTUSのフォローを外していたユーザーもいた。

Dorseyの謝罪はこちらで全文が読める。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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