Jack Dorsey曰く、Twitterは140文字制限を維持する

456915678

Twitterはツイートの文字制限を増やす計画を方針変更したのだろうか?Twitter CEO Jack Dorseyが”The Today” に出演したことを報じた記事を読んだ人はそう思ったかもしれないが、私は彼の心境に大きな変化があったとは思わない。

去る1月にRe/codeの記事が、「Twitterはツイートの文字制限を1万文字にすることを考えている」と書いたことを覚えているかもしれない。ただしそれは、長大なツイートが有無をいわさずあなたのタイムラインに現れるという意味でなかった ー 実際にはこれまで通り140文字だけが表示され、その先を見るにはクリックしなくてはならない。

Dorseyはこれに答えて、140文字の制限は「美しい制約」であり、Twitterが「あのフィーリングをなくすことは決してない」と語った。同時に彼は、ユーザーはテキストのスクリーンショットをTwitterでシェアすることがしばしばあり、それは文字制限を回避するためであることも指摘したため、こう質問された。「そのテキストが…実際にテキストだったら?」検索可能のテキスト。ハイライト可能なテキストなら。

【要約:初めから140文字制限したのではない。SMSメッセージ(160文字)に合わせたものだ。それが見事な制約になり、大いに気に入っている。創造性と簡潔性を生み出した。そしてスピード感覚をも。そのフィーリングを失うことはない。】

そして今日(米国時間3/19)午前のThe Today Showに出演したDorseyは、Twitterの10周年について語った ー ただしまず、ホストのマット・ラウアーだこう尋ねた、「140文字。この制限は続くのか? もしなくなるならいつ?」。

「そのままだ」とDorseyは答えた。「これはよい制約であり、その瞬間を簡潔に切り取ることができる」。

ラウアー:何も変えるつもりはない?

Dorsey:われわれは多くのものを変えていく。常にTwitterをよくしようとしている。

ラウアー:それでも、140文字。

Dorsey:140文字。

言い換えれば、ツイートには140文字制限が続くということだ。しかし、ツイートにもっとテキストを埋め込むことについてはどうなのだろうか、画像やビデオを埋め込むように。それについては何も語らなかった。Twitterはやるかもしれないし、やらないかもしれないが、Dorseyは可能性を排除しなかった。

それで何か新しいことがわかったのか? もしあなたが本当に、140文字制限が完全になくなることを心配しているなら、とりあえず安心していいだろう。それ以外については、Dorseyは1月と同じメッセージを繰り返しているようだ。

原文へ
 
(翻訳:Nob Takahashi / facebook

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。