KDDIは、スマートフォン時代の新しいポータルの創出を目指すとして11の事業者との提携を行う。すでに一部報道がなされているが、10月16日に会見を開いて詳細を発表する。
第1弾の取り組みとして、提携する事業者が手がけるスマートフォン向けサイトおよびスマートフォンアプリに共通のサイドメニューを月内にも導入する。これにより、各サイト・アプリから別のサイト・アプリへのシームレスな回遊が可能になる。またメニュー上部に広告を掲載し、提携各社でレベニューシェアする予定。提携するのはウェザーニューズやアイスタイル、ナビタイムジャパンなど。全サービスの合計ユーザー数は約4100万人(重複含む)。今後は提携事業者を拡大し、1年後1億ユーザーを目指す。
またこちらも一部で報道ずみだが、提携する事業者の買収や出資も実施している。nanapiおよびビットセラーについては買収し子会社化(ビットセラーの買収は3月)しているほか、VASILYに対しては出資を実施している。こちらの出資額は非公開だが、関係者によると10億円以上の金額だという。詳細については会見の内容とあわせて紹介する。