シリコンバレーでもっとも切れるアナリストの一人として知られるAltimeter GroupのBrian Solisが、TwitterやFacebookへの投稿とは比べ物にならない長い文章を書いた。Solisは「デジタル・ビジネスの本質は共有された体験だ」と主張する。
共有された体験? WTF(そりゃ一体何だ)?
いや実はSolisのイラストをふんだんに使った美しい単行本(それ自体、新しいメディア体験であることは間違いない)はWTF(What’s The Future of Business (WTF): Changing the Way BusinessesCreate Experiences〔WTF(ビジネスの未来とは何か)?:ビジネスは体験の創造を変革しなければならない〕というタイトルなのだ。 Solisはあらゆる新テクノロジーを利用するビジネスは必ず実験的であらねばならないと強調する。
「実験的なビジネスというのは、現在でいえば、FacebookよりむしろUberのようなタイプだ。Uberは〔アメリカの大都市ではタクシーをつかまえにくいという〕問題を解決するだけではなく〔サービス精神旺盛なドライバーによる快適な〕乗車体験を提供する。Uberを利用するたびに私は目を開かせるようなエピソードをドライバーから聞く。Uberの利用は一回ごとに記憶に残る体験だ」とSolisは言う。Fitbitのようなヘルス・テクノロジーも体験だという。「体験、すべては体験に帰着する。優れた体験を提供できるかどうkがビジネスの将来を決める」というのがSolisの主張だ。
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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)