LGのMacBook用5KディスプレイはWi-Fiルーターに近いと狂う、今後は電磁波シールドを装備へ

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今週の初めに広まった噂では、LGのおしゃれなUltraFine 5Kディスプレイには深刻な問題があり、ルーターのそばに置くと“不安定になり”、そして“使えなくなる”、という。当時9to5MacがLGのサポートに聞いた話では、それは既知の問題であり、スクリーンを2メートル以上ワイヤレスのルーターから離してくれ、ということだった。

そして、今日(米国時間2/3)本誌に届いたLGからの公式回答では、同社の技術者が同機を調べて、問題の存在を確認した、という。それは前記の、サポートからの回答と似ているが、推奨距離は2メートルから2フィート(0.6メートル)に縮まった。

LGの対策も似ている: 移動せよ、だ。

ルーターまたはディスプレイの場所を変えれば、問題は解決します。それでもUltraFineディスプレイの問題が持続する場合は、お近くのLGカスタマーセンターにご連絡いただければ迅速に対応いたします。

これで問題が解決する人もいると思うけど、ぼくみたいに、ニューヨークの狭いアパートで、ルーターから2フィートも離れていない場所で仕事をしている人には、助けにならないだろう。LGは、モニターやルーターを移動しても問題が直らない人は、カスタマサービスに連絡しろ、と言っている。

そのモニターは去年、1000ドル弱の値段で発売された。MacBook Proの発売に合わせて、Appleブランドでないモニタを売ろうとしていたのだ。

LGは、謝罪の言葉を述べるとともに、今後のモニタではしっかりシールド(電磁波遮断)する、と言っている。UltraFineの値引きは、昨年おそくに、3月までに延長された。その後は1300ドルになる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

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TechCrunch Japan

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