Looking Glassの3D LEDキューブは、新しいタイプのディスプレー


今年、Looking Glassは、3D LEDキューブ、L3D CubeのKickstarterプロジェクトで25万2000ドルを集めた。

スタートアップはいよいよ製品 ー とようよりキューブを組み立てるためのキット ー の出荷を開始し、共同ファウンダーのAlex HorsteinとShawn Frayneは、ブルックリンの新オフィスに移転した(Frayneは、ブルックリンと香港を行き来している)。そこで我々は、オフィスに立ち寄り、キューブを見るとともにチームのビジョンを詳しく聞くことにした。

上のビデオで実際にキューブが動作するところを見られる。さまざまなビジュアル模様(同社による「cubeのためのYouTube」、Cubetubeからダウンロードしたものを含む)を表示し、Horsteinの声に反応する。二人はL3D Cubeを、ボリュメトリック・ディスプレーの進化の一歩と考えている ー あるいは、Horseteinに言わせれば「シンプルなホログラム」だ。

たしかにキューブは精細な画像やアニメーションを見せることはできないが、Frayneは、それは次のステップだと言った。

「人々がこの非常に変わったタイプのディスプレーとどう触れ合うかを理解するために、我々は3つの段階を踏んで行くつもりだ」と彼は言った。「これはスクリーンではない、現実の空間を占める生きているデジタル物体のようなものだ」。

原文へ
 
(翻訳:Nob Takahashi / facebook

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。