Lyft、食の砂漠エリアで住民に食料品店への足を提供

健康的な食品を手に入れるというのは、食の砂漠エリアでは特に難しいー世帯の40%超が車へのアクセスがないようなエリアは、食料品店から半マイル以上も離れたところに位置し、D.C.ポリシーセンターによると、そうしたエリアの世帯平均収入は州の個人所得レベルを185%下回っていて、食品を入手しやすい状況にあるかというのは貧困と交通に直接関わってくる。来年第一四半期にIPOを準備しているLyftは、この交通エリアで貢献しようとしている。

Lyftが昨日発表したグローサリー・アクセス・プログラムは、世帯に健康的な食品や衣服、教育を提供する活動を行なっているD.C.拠点の非営利団体Martha’s Tableとのパートナーシップによるものだ。このプログラムは食料品店がたった3店しかない第7、8区に住むファミリーに割引されたLyftの乗車を提供する。

来年1月から6月までの6カ月の試験期間、Lyftは食料品店との行き帰りの乗車で2.5ドルの定額料金を適用する。このサービスを利用できるのは、これらの区にある7つの学校のどれかに子どもが通っている世帯に限定される。

「Martha’s TableとLyftのプログラムは、買い物にかかる時間や交通バリア、食料品店に買い物に行くのに何百もの世帯が抱えている重荷を減らすのが目的だ。これは、世界で最も優れた交通でもって人々の暮らしをより良いものにするというLyftのミッションでもある」とLyftはブログに記している。

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(翻訳:Mizoguchi)

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TechCrunch Japan

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