Microsoftは今日(米国時間12/18)、ビッグデータに特化したスタートアップで2014年に姿を現したMetanautixを買収したと発表した。同社はこれまでに700万ドルの資金を調達済みで、著名なベンチャーキャピタル会社、Sequioaも出資している。
買収条件の詳細は明らかにされていない。
Metanautixを紹介したTechCrunchの以前の記事によると、外部資金の大部分は同社が設立された2012年に調達されたものだ。会社の存在が一般に知られたとき、彼らは「ベータ顧客が5社程度[同社の]ソフトウェアを利用している」と言っていた。独立企業としてのビジネスはこれで終る。
MicrosoftはMetanautixを自社の「SQLサーバーおよびCortanaアナリティクススイートを含むデータプラットフォーム」に統合するつもりだ。現時点でソフトウェアの巨人はそれ以上の詳細を公表していない。
Metanautix側はさらに言葉が少なく、自社ブログにわずか175語を書いただけだ。想像以上に短い発言の中でも、CEOは社員への感謝を忘れなかった。「実にスリル満点な乗り物だった。次のエキサイティングな章を始める前に、これまでのすべてを可能にしてくれた素晴らしいチーム全員に感謝の気持ちを表したい」。
わずか700万ドルの資金、それも調達したのは何年も前なので、買収前の段階で現金が不足し、設立当時よりはるかに厳しい資金調達環境であったことは容易に想像できる。
ともあれ、Microsoftは新年に向けてビッグデータの新しい血を手に入れた。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)