Microsoftがプライバシー部門にオバマ時代のFTCの元委員をスカウト

金曜日(米国時間4/28)にMicrosoftは、連邦取引委員会(Federal Trade Commission, FTC)の元委員Julie Brillのための新しい役職を作る、と発表した。Brillは、Microsoftにおける、プライバシーとデータ保護、および規制の問題を扱う部門のトップになり、肩書は同社の常務執行役員兼Privacy and Regulatory Affairs(私権と規制問題)グループの法務部長代理となる。

Brillは2010年にオバマ大統領に指名されて、委員としてFTCに入り、6年間奉職した。その前には、Brillはノースカロライナ州法務部とバーモント州で、消費者保護と独占禁止部門を担当した。

“Microsoftがプライバシー保護に本気で取り組んでいることと、積極的に顧客の側に立つ姿勢、および新たな課題に対する建設的なソリューションを提供することへの注力に、深い感銘を受けている”、とBrillはMicrosoftの発表声明の中で述べている。

同社によると、“Brillの新しい役割はプライバシーだけに留まることなく、通信の規制や企業慣行、インターネットのガバナンス、さらにMicrosoft製品のアクセシビリティをめぐる法的規制的諸問題も対象となる。彼女はまた、インターネットの安全性に関する弊社の取り組みの、重要な側面も担当する”、ということだ。

Brillは今年の夏から同社で仕事を開始し、直属の上司は、Microsoftの社長でCLO(chief legal officer, 法務担当最高責任者)Brad Smithになる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

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TechCrunch Japan

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