Microsoftが全国全世界に複数の事業所のある企業向けにAzureをハブとする仮想WANサービスを提供

Microsoftが今日(米国時間7/12)新たにローンチするいくつかのネットワーキング機能により、同社のAzureクラウドを使っている企業が、自分たちのオフィスやインフラストラクチャをより容易に、かつ、より安全にAzureのグローバルネットワークに接続できるようになる。

まず、Azure Virtual WAN(Azure仮想WAN)サービスは、企業の各事業所をAzureを介して接続する。その構造はエアラインのハブとスポークの構造に似ていて、Azureが中央のハブになり、各事業所間のデータはすべてそこを通る。

Microsoftが主張するこのネットワーキング構造のアドバンテージは、アドミンが会社のワイド・エリア・ネットワーク(WAN)を中央のダッシュボードから管理でき、そしてもちろん、今後Azureのさまざまなサービスやアプライアンスをバインドするのも容易である。それにユーザーは、Azureが提供するセキュリティサービスのすべてにアクセスできる。

それらの中で今日Microsoftがローンチした新しいセキュリティサービスがAzure Firewallだ。このクラウドネイティブなセキュリティサービスは、企業の仮想ネットワークのリソースを保護する。

これら、Azure上に作られる仮想WANなどの新しいネットワーキング機能に加えてMicrosoftは、そのAzure Data Boxサービスの新しいリージョンを二つ発表した。このBoxはAWSのSnowbollアプライアンスのMicrosoftバージョンで、アプライアンスを物理的に送ることによってデータをクラウドにロードする。その二つのリージョンはヨーロッパとイギリスだが、イギリスはまだヨーロッパの一部だ、という議論はここではやめよう。なお、数ペタバイトのデータを移動する必要のないユーザー向けには、Data Box Diskというオプションがある。最大5つまでのディスクをオーダーすると40テラバイトのデータを載せられるが、現在これはまだプレビューだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

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TechCrunch Japan

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