Microsoftの仮想アシスタントCortanaがWindows Phone 8.1のモバイルデバイスにやってくる。画面のリーク画像がThe Vergeに載ったけど、それを見るとこのSiriクローンの概要がわかる。当然ながらMicrosoftは、ホログラフ的な女性のアバター(HaloのCortanaとか)をこのソフトウェアのシンボルとして使うことはせず、小さな円のアニメを使っている。
Cortanaの設定メニューなどを見ると、ユーザに示唆することはSiriみたいに呼べば答えるタイプばかりでなく、ユーザが何かほかのことをしているときでも勝手に通知してくることもある。またユーザのメールから情報をつかんで、そろそろ出かけねぇと予約したヒコーキに乗り遅れるぜ、なんて親切に言ってくれる。
この前のリーク情報にもあったが、Cortanaの差別化要因は透明性で、彼の(彼女の?)“手帳(Notebook)”を見ると、利用している情報がすべてわかる。使わせたくない情報に関して、これは使うなっ!、と指示することもできる。今回のリーク画面からわかるのは、Cortanaにはユーザをニックネームで呼ぶオプションがある。名前を呼ぶことを完全になしにするオプションもある。
CortanaとWindows Phone 8.1が使えるのはこの春からだ。仮想アシスタントを提供するとMicrosoftのモバイル環境は競合相手のiOSなどに肩を並べることになるが、もちろん、どれだけの能力のあるアシスタントかは、実際に使ってみるまではわからない。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))