同社のデベロッパーカンファレンスBuildでMicrosoftは今日(米国時間5/7)、7億弱のデバイスがWindows 10で動いている、と発表した。ほぼ1年前には、この数字は5億だった。同じく今日の発表によると、Office 365の月間アクティブ商用ユーザーは1億3500万で、昨年10月の1億2000万から増加した。
2015年にWindows 10をローンチしたときの、Microsoftの最初の目標は、2018年に10億台のデバイスに達する、だった。しかしすぐにそれは、楽観的すぎることが明らかになった。Windows 10のユーザーは今も着実に増え続けているが、近日中に10億に達することはなさそうだ。
Microsoftが喜んでいるのはむしろ、Office 365と関連のMicrosoft 365の登録会員制がうまくいってることだろう。至近の二つの四半期では、Office 365のユーザー数は前年同期比で30%増加し、売上額はそれを上回る比率で増加した。
比較的新しいMicrosoft 365についてはまだ数字がないが、これはWindows 10とOffice 365とモバイルのデバイス管理と企業向けセキュリティツールをセットにした有料会員制サービスだ。しかし今年のBuildカンファレンスでMicrosoftはこの新しいサービスをとても強調していたから、そのうち会員数などの数字が出てくることだろう。