Microsoft AzureがAWSからの移行を容易にし、ハイパフォーマンスコンピューティングのサポートを充実

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Microsoftが今日(米国時間7/9)、同社のクラウドコンピューティングプラットホームAzureのアップデートを発表した。このアップデートには、大規模で計算集約的なアプリケーションを動かすための新しい機能二つと、AWSからAzureへの移行を容易にするためのAzure Site Recoveryの新機能が含まれている。

Microsoftは1年前にInMageを買収し、そして直ちに、その複数のクラウド間移行技術をAzure本体に組み込んだ。それがAzure Migration Acceleratorのプレビューリリースにつながり、物理マシンや仮想マシン(VMware、AWS、Hyper-V)を容易にAzureへ移行できるようになった。そして今回は、そのサービスが実質的に、Azure Site Recoveryに統合された。

Microsoftは、AWSと違ってAzureではハイブリッドクラウドが持つ利点をユーザ企業が十分に享受できる、と主張している。今日の発表声明ではMicrosoftのクラウドプラットホームのマーケティング部門トップMike Schutzが、“AWSでは統一的で完全なハイブリッドクラウドソリューションの利点を十分に発揮できない場合が多い”、と述べている。“今回の新しい機能により、Azureへの全面的移行が容易になり、Microsoft Cloudが提供するハイブリッドの柔軟性と自由を享受できるようになる”。

またAzure Site RecoveryをOperations Management Suiteのユーザも利用できるようになり、これによりアドミンは、オンプレミスとパブリッククラウド(Azure、AWS)にまたがるワークロードを管理できるようになる。

一方、ハイパフォーマンスコンピューティングの方面ではMicrosoftは二つの新しい機能により、Azureによるワークロードの管理をデベロッパがさらにコントロールできるようにしている。まず仮想マシン上でLinuxのRemote Direct Memory Access機能を使い、複数のマシン間のデータ移動を大幅に高速化する。またMicrosoftは同社のハイパフォーマンスコンピューティングパックをアップデートして、既存のオンプレミスのソリューションをAzureクラウドへ容易に拡張でき、それらをクラウドでデプロイできるようにした。

さらにまた、同社が昨年買収したGreenButtonの技術から生まれた、大規模なバッチジョブのジョブスケジューリングと管理を行うAzure Batchが、今日から一般供用される。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

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TechCrunch Japan

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