Swayをご存じだろうか? MicrosoftのOfficeスイートに最近加わったアプリケーションで、ノートを取ったりプレゼンができる。今日(米国時間4/2)はそれにコラボレーションが加わった。このソフトウェアは最初にブラウザ上に登場したことが注目され、WordやExcelなど従来のOfficeアプリケーションがデスクトップ中心だったことから見ると、異色だった。
Swayは2014年の12月に一般公開された。そのときMicrosoftは、SwayのWebサイトは100万のユニークビジターを達成し、17万5000の参加リクエストがあった、と述べた。その数字はすでに、とっくに超えているだろう。Microsoftが最新の数字をくれたら、この記事をアップデートしよう。
本誌TechCrunchは最初からSwayに注目していた。それは、Officeのチームにとって新しい世界だからだ。今どき新しいOfficeプロダクトを作るとしたら、それは何であるべきか? Microsoftは、WordとPower Pointを折衷したようなものをクラウドに置いたことに、満足しているようだ。
今日はSwayをコピーしてユーザ独自のバージョンを保存できる機能も、加わった。グループなどでメンバーが特定の設定と構成のバージョンを共用しているときなどには、便利な機能だろう。
生産性ツールにコラボレーションを導入する件では、MicrosoftはGoogleに後れを取っているし、まだ不完全だ。そういう意味では、同社がまた一歩前進したことは、良いことだ。