アニメーションする3D絵文字の作成サービスを提供する、米国ロサンゼルス拠点のMojichatは、ライブストリーミングサービスを提供するStreamlabsと提携して、カスタマイズされた絵文字をファンや潜在的なスポンサーに販売する機会をゲーマーに提供する。
視聴者は、ゲーマーに寄付するとストリームに表示される、カスタマイズされたMojichatの絵文字を作成し、名前の横のチャットボックスに表示したり、あるいは視聴者へのライブストリームに統合したりできる。両社は声明の中で、StreamlabsがMojichatと独占契約を結んだことで、ストリーミングコミュニティへの関わりを深めることが目的だと述べている。
MoijchatがStreamlabsと提携したのは、同社が世界の配信者の約80%を所有しているからだという。昨年Streamlabsは1億5000万ビットの寄付を処理したが、これがMojichatの中核モデルだと広報担当者が伝えている。StreamlabsはMojichatに、200万人の配信者をすぐに使えるようにさせる。
ユーザーはStreamlabsのアプリをダウンロードして、カスタマイズされたMojichatのキャラクターを作る必要がある。ここでは顔の形や髪、肌のタイプ、髪型、服、アニメーションのオプションを選んで、キャラクターをデザインする。MojichatのアバターはFacebook(フェイスブック)やTwitter(ツイッター)、Twitch(ツイッチ)、Mixer(ミクサー)などの、ストリーミングビデオゲームプラットフォームで利用できる。
Mojichatで最高経営責任者を務めるJeremy Greene(ジェレミー・グリーン)氏は、「配信者はグラフィックデザイナーを雇う費用をかけずに収入を大幅に増やし、ユニークなゲームキャラクターを作ることができる」と語る。「視聴者にとっては、チャットインターフェース上の名前を目立たせ、配信に参加する方法となる。これは文字通り、初めてゲームを変えるものになる」。
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(翻訳:塚本直樹 Twitter)