Netflixのゲームサービスに2タイトル追加、iOSとAndroidの両方で

2021年末、Netflixが新たに始めたゲーミングサービスiOSAndroidの両方でグローバルに利用できるようになり「Stranger Things(ストレンジャー・シングス 未知の世界)」シリーズをテーマとする2作品といくつかのカジュアルゲームが提供された。今回、Netflixはさらに2つのカジュアルゲームを追加、同じくiOSとAndroidの両方で、グローバルで展開された。

1つは「Arcanium: Rise of Akhan」と呼ばれ、Rogue Gamesが開発したオープンワールドのシングルプレイヤーによるカードゲームだ。Netflixによると、このゲームはローグライクゲームとデッキ構築のジャンルを新しいやり方で合わせたようなものだ。目標は、英雄たちのチームを作り、災厄のアハーンを倒し、アルズの世界を破壊から救う旅に出ることだ。チーム内で一人でも堕落してしまうと、ゲームオーバーとなる。

Netflixの新タイトル第2弾は「Krispee Street」で、開発はFrosty Popが担当した。このパズルゲームの目的は、散らばった数百のキャラクターやオブジェクトを見つけ出し、Krispeeのキャラクターと世界に命を吹き込むことだ。このゲームは、Krispeeという人気ウェブコミックをベースにしている。

今回の追加でストリーミング大手のゲームラインナップは現在、「Bowling Ballers」「Shooting Hoops」「Teeter Up」「Asphalt Xtreme」「Stranger Things 1984」「Stranger Things 3」「Card Blast」「Dominos Cafe」「Wonderputt Forever」「Nittens」など12タイトルになる。

Androidでタイトルにアクセスするには、Android向けNetflixアプリの新しいゲームタブをタップし、ゲームが一覧表示される必要がある。タイトルを選択すると、ユーザーは他のアプリと同様にGoogle Playストアに移動し、ゲームをインストールする。一度ダウンロードしたゲームは、Netflixアプリ内またはAndroid端末のホーム画面でタップすることにより、いつでもプレイできる。iOSの場合、Netflixは同様のシステムで、ユーザーはAppleのApp Storeに誘導され、ダウンロードすることができる。

長期的に、Netflixには、他の追加やゲームジャンルでゲームカタログを拡大する計画がある。例えば2021年9月に独立系ゲーム開発会社Night School Studioを買収したが、同社は「Oxenfree」のようなストーリー性のあるタイトルで有名で、Netflixゲームのライブラリーをさらに充実させることができる。

関連記事:Netflixのゲームスタジオ初買収は青春ミステリーADV「Oxenfree」で知られるNight School Studio

画像クレジット:Netflix

原文へ

(文:Aisha Malik、翻訳:Hiroshi Iwatani)

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。