本日(米国時間7/15)の取引終了後、Netflixは第2四半期の決算を報告し、売上は16.4億ドル、1株当たり利益(EPS)は0.06ドルだった。Netflixは新規に国内定期購読者を90万人、海外購読者を240万人獲得した。
ウォール街の予測はEPS 0.04ドル、売上16.5億ドルだった。不活発な通常取引時間中、値を下げていたNetflix株は、予想超えの決算報告の後約8%高値をつけている。四半期終了時の同社定期購読者数は6500万人で、うち米国内が4200万人、2300万人が海外ユーザー。
同社の新規会員330万人増は、前年同期の170万人を上回る。成長率は2倍近い。他の市場よりはるかに飽和度の高い米国市場で、未だに新規会員を増やし続けていることは、同社が海外にまだまだ大きな伸び代を残していることを示している。
前年同期と比べて、Netflixの売上は3億ドル以上、20%以上成長した。
同社の1株当たり利益は、最近の株式分割以前と比べると数字の上では激減してみえる。その7対1の分割および本決算報告以前、Netflixは史上最高値を記録していた。
同社のDVD事業は未だ健在であり、四半期で7800万ドル近い利益を会社にもたらした。
Netflixは売上予測を達成し、利益予測を上回ったが、負のフリーキャッシュフロー2.29億ドルは、前四半期の1.63億ドルより悪い。要するに、同社は新たなコンテンツに資本を注入し続けていることを意味している。同社の負債は24億ドル、現金保有高は28億ドル。
同社は第3四半期に、純増ベースで新規定期購読者を国内で115万人、海外では240万人追加することを見込んでいる。つまり同社は、会員増加率を四半期ごとに緩かに伸ばしていく計画だ。
時間外取引での急騰は、投資家らが同社の海外会員の増加と財務実績全般に熱狂していることを表している。明日の始値は新たな最高値となるはずだ。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)