NetgearのArlo事業部は、このネットワーキング企業にとって意外なヒットだった。その一連のカメラは市場にとって比較的新しかったが、でもコネクテッドセキュリティの分野を完全に支配し、同社に新しい活力をもたらした。
2月にNetgearは、取締役会の全会一致でArloをスピンオフし、IPOの計画も発表した。そして今週同社は、そのためのS-1書類をSECに提出した。このセキュリティカメラ企業はさらに、ニューヨーク証券取引所に“ARLO”というチッカーシンボルを申請した。準備万端だね。
発表されたプレスリリースによると、株数とか値域は未定だ。しかし今年の初めには、普通株の20%弱を発行し、残りは会社が保有する、とほのめかしていた。いずれにしても、すべて、SECの承認待ちである。
同社によると: “今回の株式公募における主幹事会社はBofA Merrill Lynch, Deutsche Bank Securities, そしてGuggenheim Securitiesである。Raymond James, Cowen, およびImperial Capitalが共同幹事会社となる”。
Arlo部門は、Netgearにとって大成功だった。Ring, Nest, Canaryといった強敵のいる、混みあった市場なのに、健闘した。同部門は2016年から2017年にかけて、売上が倍増した。それは市場が成熟して、コネクテッドホームデバイスの本格的な普及が始まっているからだ。