この夏のDIYプロジェクトはAIが落書きを作りだすカメラがいいかも(コードはオープンソースだ)

長い夏の夜は、昔の回路基板などを取り出してきて埃を払い、何かを作り始めるのに適している。でもあまりアイデアが閃かない人は、アーチスト兼エンジニアのDan Macnishが作った、AIと感熱プリンターとRaspberry piと少々のPythonとGoogleのQuick Drawのデータセットを使う落書きカメラはどうだろう。

“ニューラルネットワークにオブジェクトを認識させて遊んでいたとき、これでポラロイドを作ってみたい、と思いついた。その‘ポラロイドふうカメラ’は、撮った画像を自分で解釈して、実物に忠実な写真ではなく漫画をプリントアウトするんだ”、とMacnishはブログに書いている。そのプロジェクトの名は、Draw This(これを描け)だ。

そのためにMacnishは、Googleのオブジェクト認識ニューラルネットワークと、ゲームGoogle Quick, Draw!のために作ったデータセット(落書き集)を利用した。この二つのシステムをPythonのコードで結びつけたMacnishの作品は、現実の画像をAIが認識し、Quick, Draw!のデータセットの中のそれにもっとも合う落書きをプリントアウトする。

しかし、出力の落書きはデータセットに限定されるので、カメラが“見た”ものと、その写真に基づいて生成されるものとの間に、不一致も生ずる。

Macnishは曰く、“写真を撮って、漫画を出力する。それは、カメラが実際に見たものの最良の解釈だ。でもその結果は、いつも意外だ。健康食のサラダの写真が、大きなホットドッグになることもある”。

実際に試してみたい人のために、Macnishはこのプロジェクトをビルドするために必要なコードとインストラクションをGitHubにアップロードしている。

画像クレジット: Dan Macnish

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

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TechCrunch Japan

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