NewsPicksとSPEEDAの運営元、ユーザベースが東証マザーズに上場承認

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ユーザベースは本日、東京証券取引所マザーズ市場への新規上場が承認されたことを発表した(証券コード:3966)。上場日は2016年10月21日の予定だ。

ユーザーベースが手がけるサービスは、経済情報に特化したニュースキュレーションサービス「NewsPicks」と企業・業界分析を行うビジネスパーソン向けオンライン情報プラットフォーム「SPEEDA」の2つだ。

NewsPicksはソーシャル機能のついたビジネスニュースの共有サイトで、専門家や友人をフォローできるのが特徴だ。2015年3月に新会社ニューズピックスを設立し、NewsPicksの事業を移管している。2016年4月末時点で同社が公開しているNewsPicksの登録ユーザー数は130万人で、その内プロフィール埋め、全ての機能を使用可能な本登録ユーザー数は50万人だ。

もう一方の「SPEEDA」は、ビジネスパーソン向けに世界180カ国370万社の企業情報や金融情報を提供するオンライン情報プラットフォームだ。導入企業は大手銀行を含め500社以上が利用しているという。

2008年4月に創業したユーザベースはこれまでに複数回、資金調達を実施している。2009年8月に、GMO Venture Partners、マネックス証券、リヴァンプ、ジャフコから3000万円の資金調達を実施し、2012年10月には、グロービス・キャピタル・パートナーズを筆頭にGMO VenturePartnersから2億円強を調達。さらに、2014年8月には伊藤忠テクノロジーベンチャーズをリード投資家として総額4.7億円を調達している。この資金調達にはYJキャピタル、講談社、グロービス・キャピタル・パートナーズ、SMBCベンチャーキャピタル、三菱UFJキャピタル、新生銀行、GMO VenturePartners、マネックスベンチャーズが参加した。

投稿者:

TechCrunch Japan

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