Niantic、ARマップ作成にクラウドソーシングを活用

Nianticが単なるカジュアルゲームとは違う広大なプランを持っていることは明らかだ。Google傘下のスタートアップが2016年に公開したタイトル、ポケモンGOはAR(拡張現実)がメインストリームになる大きなきっかけを作ったとされている。このたび同社はさらに一歩先を目指して、その膨大なユーザー基盤を活用して大規模なARマップを作ろうとしている。

計画が最初に明らかになったのは今日午前のReutersの報道で、Niantic CEO John Hankeとの会話に基づく内容だった。Hankeは、「プレーヤーたちには自分たちの遊びたいゲームボードを作って欲しい」と語り、そうやって世界を作ることは「新しいタイプのソーシャル行動」を育むだろうと付け加えた。

スケジュールは何も決まっていない。また、そのマップがポケモンから来るのか、同社待望の続編であるHarry Potter: Wizards Uniteからなのかも不明だ。しかしはっきりしているのは、Nianticが最近買収したEscher Realityの開発したAR技術を利用して、公園などの公共空間を手がけようとしていることだ。

計画の狙いはサードパーティーが利用できる大規模プラットフォームを作ること。Apple、Googleという主要モバイル企業がARKit、ARCoreというツールを通じてデベロッパーにARアプリ開発を推進していることから、需要が高まることは間違いない。

Nianticを当初から見守ってきたGoogleは、今週のGoogle I/Oでマップ内の歩行ナビゲーションを発表するなどARへの強い意気込みを改めて表明している。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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