ここ数日、私はNikeの最新テクノロジーのデモ・イベント、Innovation for Everybodyで長時間過ごし、Nikeの人々にいろいろと話を聞く機会があった。
注目を集めたアイテムはいろいろあったが、なかでも筆頭はHyperAdapt 1.0の「自動的に締まる靴紐」だろう。上のビデオで私が実際に履いてテストしてるのでご覧いただきたい。
Nikeではだいぶ前から『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』のシーンを再現するというアイディアを温めており、Nike Magsで数量限定版のパワー靴紐を紹介したときには、主演スターのマイケル・J. フォックスがフィーチャーされていた。このHyperAdapt製品は、世界初の量産市販される自動靴紐になる予定で、夏休みまでには出荷される。
数分だが私もこの靴紐を試してみた。足首が自然に締まっていくのはたいへん面白かったが、同時に非常に自然なフィーリングだったのには驚いた(靴紐が締める強さを調整するときにたてる独特のサウンドも印象的)。締まり具合はデフォールトの設定ぴったりちょうどよかった。ビデオで私が強さ調整ボタンを押しているのはあくまでテストだ。
Nikeはこのイベントで新しいNike+アプリも発表した。Nikeのあらゆる製品やサービスの入り口になるアプリだ。NikeのNikki Neuburgerは「Nikeが提供するあらゆる可能性を手に入れるためのアクセス・ポイント」と表現した。ユーザー別にカスタマイズされたコンテンツのフィード、オンライン・ショップ、最寄りのショップの案内、エキスパートへの相談、その他のNikeサービスが利用できる。
〔日本版〕ビデオの0:20あたりからデモが見られる。紐はジョギングシューズに予めセットされており、ユーザーが立ち上がるとセンサーが感知してマイクロ・モーターで靴紐を締めていくようだ。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)