Nuro、非常用ドライバーのいない完全無人運転車を運用開始

NuroがKrogerとの提携によって自動運転車による食料品の配達を開始してから3ヶ月、自動運転のスタートアップは新しい配達ロボット車を運行する。これまでNuroは、Priusの自動運転車と緊急用ドライバーを使っていた。

このたびKrogerとの提携による同配送サービスは完全なドライバーレスとなり、非常用ドライバーは同乗しない。Nuroはこの車両、R1を2016年から研究開発してきた。

「Nuroは使い走りが必要ない世界を見据えている。すべてがオンデマンドで低価格で配達される」とNuroのプレジデントDave Fergusonがプレスリリースだ語った。「当社カスタム無人車を使った配達サービスの運用は、その目標に向けた重要な第一歩だ」

Nuroの狙いは自動運転技術を地域の商品配達やサービス提供のラストワンマイルに活かすことだ。食料品やドライクリーニングから友達の家に置き忘れた物まで、市の境界内にあってNuroの車両の載る品物ならどんなものでも運ぶ。車内は2つの部分からなりそれぞれ食料品の袋が6つまで入る。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。