Oculusの次に来るものは何?–SurviosはVRにリアルなモーションコントロールを導入

仮想現実(virtual reality, バーチャルリアリティ, VR)の世界は、FacebookがOculusを20億ドルで買って以来、大きな上昇気流に乗った。Oculusの次の大物は何だろう?

それは、Surviosではないだろうか。同社は、Oculus VRのファウンダPalmer Luckeyと同じく、南カリフォルニア大学のMixed Reality Lab(混成現実研究室)出身なのだ。

これまでのバーチャルリアリティというと、もっぱら静的だった。ユーザは、一か所に座ったままヘッドセットをつけ、まったく新しい世界へとワープされる。

しかしSurviosは、Kinect + Oculus Riftの世界だ。ユーザは、動き回りながら、自分の背中から仮想の矢を取り出したり、トミーガンを掃射したり、ピストルを仮想のサイドポケットから抜いたりする。どれも、実際にユーザの手の動きが伴う。

控えめに言っても、その体験はすごい。自分が確実に、活劇のヒーロー、たとえばMatrixのNeoみたいになったり、あるいは”28 Days Later”の中で目が覚めたりする(言葉で説明するのは無理だから、上のビデオを見てね)。

協同ファウンダのJames IliffNathan Burbaは、Riftと、Sixenseのモーションセンサコントローラ(有線方式)とPlayStation Moveを合わせたものを作って、さらに、射撃場や、ゾンビーの国のFPS(一人称シューティングゲーム)などのゲームも作った。私は、仮想のゾンビーたちに追い詰められたとき、ほんとうに怖くて、これを外して!と彼ら(Jamesら)に叫んでしまった。

“ほんとうは、自分が別の体の中に入って、そいつの手や足を動かしている、と感じる必要があるんだ”、とBurbaは言う。“そうすると、もっとおもしろくなる”。

ヘッドマウントデバイスは、Riftでなく独自のものを作りたい、と考えている。またOculusよりもハードコアのゲームに力を入れたい、とも。OculusはFacebookの買収で、プラットホーム路線になってしまったようだ、と彼らは感じている。でもLuckeyは彼らのアドバイザーだから、二社のあいだには友情とエネルギーが往来している。

プロダクトのローンチの日程は未定だが、2015年になるだろう、という。発売時には、もっとコンパクトですっきりした製品になるはず。今のような、重い電池用バックパックや、提灯鮟鱇(ちょうちんあんこう)のような外見はなくなる。これまで資金は25万ドルを調達したが、そろそろ本格的なベンチャーラウンドが始まるだろう。すでに、タームシートがいっぱい来ているのかもしれないけど。

〔訳注: こんなのもある。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


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TechCrunch Japan

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