数週間前、OperaはWindowsとOS X用のブラウザーで、ノートパソコンのバッテリーを長持ちさせるための新機能を 発表した。これまでこの機能はOperaのベータリリースチャンネルのみで入手できたが、今日(米国時間6/8)から安定バージョンに格上げされた。同社によると、この新機能は(Operaの内蔵広告ブロッカーと協力して)バッテリー寿命をChrome使用時より最大50%延ばすという。
私はOperaのベータ版をMacBook Airでここ数週間使っているが、Chromeと比べてOperaの方が明らかにバッテリーの持ちが良いと感じている。ただし50%ではないと思う。公平のために言うと、Operaはこの数字をWindows 10ノートで測定したと言っているので、システムによって異なるかもしれない。
Operaはどうやってこれを実現したのか?会社の説明によると、このモードが有効な時はバックグラウンドタブの活動を制限し、Java Scriptタイマーのスケジューリングを変えることによってCPUを目覚めさせる頻度を下げ、フレームレートを秒間30フレームに下げ、ヒデオ再生パラメータを調整してハードウェア加速されたコーデックを強制的に使用する。
なお、OperaはOS XでのSafariに対するベンチマークは一切公表していないが、Appleも同様の技法でバッテリー寿命を延ばしているので、おそらく違いはさほど目立つものではなかったと考えれば納得できる。
[原文へ]
(翻訳:Nob Takahashi / facebook)