コンテンツ発見ウェブサイト、Pinterestは、利用者がお気に入りの写真やビデオをバーチャル「コルクボード」に貼ってシェアできるサービスとして一気にメジャーになったが、それが単なる見かけだけでなく、大きなビジネスになることを証明しつつある。
Pinterestは今日(米国時間2/20)、新たに約2億ドル調達ラウンドを完了したことを正式に発表した。リードしたのは新しい出資者、Valiant Capital Management。PinterestにとってシリーズDとなる同ラウンドには、他にAndreessen Horowitz、Bessemer Venture Partners、およびFirstMark Capitalらの既存投資家が参加した。今日の午後このニュースを最初に報じたのは、AllThingsDのKara Swisherで、その後Pinterestは、調達ラウンドおよび評価額についてTechCrunchにメールで知らせた。
2箇所の情報源によると、Walt Disney Co.もこの最新ラウンドへの参加に関心を示しており、それに関して数週間前から噂になっていた。しかし、どうやら結局投資には至らなかったようだ。
資金調達のための評価額は25億ドルだったと、Pinterestの広報担当者がメールに書いている。資金は一般的な成長に向けての取り組みに投入される予定だ。雇用、新しい製品とテクノロジーの開発、インフラの整備、海外での成長、およびM&A。Pinterestはサンフランシスコに拠点を置き、社員は現在約100名。
同社はCEO Ben Silbermannからの以下のメッセージも公開している。
「われわれは、何百何千万という人たちが大好きものを発見し、人生で大切なことのインスピレーションを受けるのを手助けすることに焦点を当てている。この出資によってわれわれは、このビジョンを実現するための大きなリソースを得られる。」
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(翻訳:Nob Takahashi)