PlayStation 5は5.5万円で9月18日に予約受付開始、11月12日に待望の発売

リアルなイベントがまだ可能なら、今ごろはPlayStation 5についてもっと多くを知ることができるだろう。でもテクノロジー企業は今やイベントのスケジュールを自分で勝手に決められるから、ソニー)やマイクロソフトxはもっとゆるやかなスケジュールで自分のニュースを小出しにしている。その先陣を切ったマイクロソフトは、思い切った価格2種類の新発売機種、そして代金の分割支払制度(未訳記事)を打ち出した。

そして今度はソニーの番だ。米国時間9月16日のビッグイベントは、同社の次世代コンソールに関する未知の疑問にやや答えている。同社は最も重要な情報を、ぎりぎりまで発表しなかった。PS5は11月12日に日本では5万4978円(税別4万9980円)で発売される。光学式ドライブのないデジタルエディションの4万3978円(税別3万9980円)だ。販売店などの詳細はソニー公式ストアで順次告知される。

その日このコンソールが手に入るのは、北米地区と日本、オーストラリア、ニュージーランド、そして韓国だ。そのほかは1週間後の11月19日になる。この価格なら、PS5は新しいXboxと互角に競争できる。後者のSeries Xは同じ価格で、ローエンドのSeries Sは299ドル(約3万1500円)だ。マイクロソフトのコンソールはソニーより2日前の発売だから、この戦いは面白くなりそうだ。

ソニーのほうの価格はここ数カ月間、多くの人々の気持ちをヤキモキさせた。しかし、最初に石を投げたのがマイクロソフトでもPS5もすぐに追随する。マイクロソフトのゲーム部門にとっては気になることが多い。中でも価格は、意思決定の重要な要素だ。新型コロナウイルスの感染蔓延よる引きこもり需要でゲームへの支出は急増しているが、経済の低迷がいつまで続くかわからない状況では、高価な買い物をためらう人も多い。

このバーチャルイベントでも、主役はやはりPS5と同時に発売されるゲームのトレーラーやゲームプレイのデモだった。最初にキックオフしたのはFinal Fantasy XVIや、ビジュアル的には最高のSpider-Man: Miles Moralesなど大手フランチャイズのヒット作。後者は、橋の上の戦闘が真に迫っている。

この拡張版スパイダーマンは、PS5の発売と同じく今年のホリデーシーズンを狙っている。Call of Duty: Black Ops Cold Warもそうだ。こちらはトレーラーが新しくて、ラジコン車のアクションもある。

前から噂されていたハリー・ポッターのRPGは、やっと名前が決まって公式のトレーラーも出た。Hogwarts Legacy(ホグワーツ・レガシー)と呼ばれるタイトルは、 Wizarding World(魔法ワールド)の中の英雄譚のようだ。発売は2021年になる。

これは何だ?ノンフランチャイズのゲームか?。そう、それはBethesda(ベゼスダ)のDeathloopだ。時間がループするアドベンチャーゲームで、2021年半ばにリリースされる。人気バイオハザード氏リースの「バイオハザード ヴィレッジ」、英語タイトル名はResident Evil: Village(レジデント・イビル:ビレッジ)は不気味さでは合格のトレーラーだ。おそらく、トレーラーを見てわかることよりも、わからなくなることが多い。こちらも2021年の発売だ。

そのほかのタイトルは、Devil May Cry 5(デビルメイクライ5)のSpecial Edition、Oddworld: Soulstorm、そしてDemon Soulsのリマスターだ。そしてFortniteも、PS5の発売と同時に登場する。

画像クレジット: ソニー

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

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TechCrunch Japan

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